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「TREK TRACK」は2016年秋実証実験開始、2017年度内実運用予定



https://youtu.be/W8JbvghtSRU

多発する山岳遭難。

救助要請しても 所在地がはっきりしないとか、全く手がかりない行方不明の遭難者を捜索するには 大変な労力や時間を要する。

遭難者の 正確な位置情報が大事だ。

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「当てのない捜索は 東京ドームで10円玉を探すに等しい」

『すぐそこにある遭難事故 奥多摩山岳救助隊員からの警鐘』
金 邦夫 著 2015年5月21日初版 東京新聞

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雪崩遭難には雪崩ビーコンが古くからあるが
最近では 現在地を特定できる 電子機器などが いくつも開発・実用化されている。

「TREK TRACK」は2016年秋実証実験開始、2017年度内実運用予定だ。


■LoRaWAN 920MHzを利用

日本では免許不要のサブギガ帯域である920MHzの特性を活かし、伝搬距離が長く、最大 10km 程度の長距離通信が可能なLoRaWANを利用。送受信できる親機を山中に適宜配置。

IDナンバーを割りあてた子機が 一分間隔で 時間・緯度・経度・標高を取得したものを 専用WEBサイトやスマホアプリに反映して表示 だれでも閲覧可能状態とする。

5センチ四方のボディーに15センチのアンテナをつけた子機の電池は一回の充電で一週間もつ。

現段階では 親機は15~20万円程度 子機は 1万円程度


■Web

http://trektrack.jp/


株式会社博報堂アイ・スタジオ
http://www.i-studio.co.jp/

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